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地震に備える

昨夕、いきなりスマホが鳴り出し、緊張した声が警報を告げました。日向灘を震源とする地震で、日南市で震度6を記録したとか。市街を移動中で思わず身構えましたが、ここでは揺れは感じませんでした。

後で聞いたところによれば、「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたとのこと。これは予想される南海トラフ地震に備えて数年前に策定された警報システムによる初めての臨時情報だそうです。南海トラフ地震については前も記事に書きましたが、その懸念を再認識させられました。

解説記事は、「南海トラフ地震に関連する情報の種類と発表条件」(気象庁)がありましたので、それによると今回のは、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」で、これはつぎに該当する場合に発表するもの。

  • 監視領域内において、モーメントマグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合
  • 想定震源域内のプレート境界面において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合

発表は二段階があって、マグニチュード8.0以上の場合は、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」の対象になりますが、これはやや恐い。想定震源域がかなり広範囲に及んでいて、今回の震源はその西端付近に当っています。

南海トラフに限らず、災害はどこで何が起きるか分かりませんから、改めて防災の備えなど確認しておいた方がいいかもしれず、とりあえず防災グッズなど確かめようと調べてみると、段ボール箱二つ三つ抱えなくてはならないほどのリストが出てきます。災害時に車は当てにはできないので、最小限度でリュックに入れておけるものだけでも選定を試みると、

免許証など身分を証明するもの(健康保険証も)、財布(現金、クレカ)、
タオルなど身の回り用品、衣類、
スマホ(ラジオなど有用なアプリを入れておく、バッテリーも)、
水と非常用食品、
緊急医療用品(絆創膏、傷薬など)、作業用品(軍手など)、懐中電灯・・・

まだありそうですが、とりあえずリュック一つに放り込めるようにまとめて常備しておくべきかと。あるいは非常時のメモにしてすぐ目に付くところに貼り出しておいてもよさそうですが、緊急時に見る余裕があるかどうか。